今回、3人の子どもの母親になった娘のところに10日間お世話になった。独身時代はホントに何もしない（自分のこと以外）ひとだった。

親になった娘を見て、小さかった頃のことを思い出しながらつくづく子育ては人間を成長させるものだと感じ入った。

結婚して海外で暮らしていたので、母親である私を頼ることはほとんどなかったけど、未熟ながら彼女なりに母親として頑張っている姿をみて大丈夫と感じた。

3人兄妹の末っ子だった彼女は中学1年まで抱っこをせがんでいた。甘やかして育てた訳ではないが、気が強く、わがままで、頑固だった。早く親元から去って欲しいと念じていた。

不思議なもので傍から離れてほしいと念ずれば逆に離れないものなのだ。

やっと離れていったと思ったら、なんと海外へひとっとび。

そしていつの間にか3人の母親になった。

子どもを初めて産んだ時、横に眠る赤子を眺めながら「こんな幸せな事がこの世にあるんだなぁ」と感じたという。

その言葉をきいて、心がほっこりした。